発達障害人は世界を救う。天才病応援家のTomomiです。
うちの子たちはADHDかも?疑い始めたころのお話です。
双子の発達障害に気づいたきっかけ
うちの双子の息子たちが生まれて、発達の過程から気が付いた発達障害のこと。
今小学4年生になったボーイズが3歳児検診のころのこと、保育園の参観日がありました。
赤ちゃんクラスのころはママたちの姿がばれてしまうと参観日にならなくなるからか、
透明のドアや窓ガラスにダンボールを貼って覗き穴がついていたけどこの時は
無かったからこの記憶の参観日は3歳児クラスの初期かもしれない。
参観日でクラスを見ているとあれあれ?うちの二人だけじっと座っていない、うろうろ歩き回っている?!
ママがばれたら先生のお話そっちのけで「ママー!!」寄ってきてはハグ。
他のお友達は先生の指示に従ってお話を聞いたり課題をやっているけど二人だけどうしても私のところにきてしまう。。
一人のしっかりした女の子のクラスメイトが双子にお姉さんみたいに「こっちおいでー!」
と話しかけながらみんなの元へ連れて行ってくれようとする。
今思えば、同じ年齢の子たちを見てうちはずいぶん幼稚だなー、、と感じていたんだった。
周りの子たちがかなりお話しが上手になっていて、それに比べたらうちのボーイズは
文章じゃなくてまだ、単語をいくつか並べるぐらいだった。
園長先生は、保護者が園にくるタイミングによく一人ひとり園での様子をお話してくださる方だった。
私のところにも来てくれて、
「やっぱりママが大好きだもんね!すごい!
いつもはもうちょっと無口な感じだけど、今日はママがいるからこんなにたくさん
お話して愛情表現するのね!」
内心、え!これで口数が多いなんて普段どれだけ無言なんだろ??が正直な感想。
この日をきっかけに他のクラスメイトがあんなにお話上手だし、行動もしっかりしていて
もしかしてやっぱりうちは遅れているのかな??何か問題があったらどうしよう、、
普通に成長してお話できるようになるのかな、なんだか心配になってきた。
まさか、何かの障害でもあるのかな?
3歳児検診と発達検査に至るまで
時系列は忘れたが、3歳児検診に連れていくときも正直、異常を見つけられるんじゃないかって
ものすごく怖かった。
初めての尿検査もあり、当日の朝採取するが、二男のほうだけなんとかすこーしだけ採れて、
長男は床におしっこされてしまい採れなかったのがよく覚えている。。
まだまだ赤ちゃんっぽかった気がする。
結果的にお医者さんとの受け答えであまりお話できなかったけれど母(私)は必至で
「普段はもっと話せるんです」みたいに見せたくてかなりヒヤヒヤしていた。
発達に問題があるって言われたくなかった!
なんか怪しいからそう診断されないでほしいという思いでいっぱいだったみたい。
尿がとれなかったことも、会場に来ている同じ年齢の子たちは
普通に提出していたからうちがやっぱり成長が遅いんだわ、と内心ショックであった。
結果的に、医者からは、普段はもっと話せるであろうこと、顔の表情や目線を見る限りは問題なさそう、
発語が遅めかもしれないのは様子見でよし、とのこと。
別の機会の保育参観では、一度あまりに他の子と様子が違って園長先生に相談しながら涙がボロボロ。
園から発達のことを相談できる機関のことを聞いて相談に行くことになったのがきっかけとなりました。
発達障害の種類-発達検査に行ってきた
園長先生の案内で児童発達支援センターに相談の流れで発達検査を受けた。
脳の特性が原因で起こる、言語や行動、情緒などの特性。出来ることと出来ないことに凸凹があり、
平均的な子に比べて出来ないことが多いと認識されやすい。
種類には主に3つ
- ASD(自閉スペクトラム症)
- ADHD(注意欠如多動症)
- LD(学習障害)
うちの双子は診断を受けなくても療育手帳はもらっていた地域だったので
これまで診断は受けずに、よくいうグレーゾーンとなっている。
ただ、検査の後の医者の診察では、ほとんど黒といわれているようなものだった。
うちの子どもがADHDと思われているワケ
暇になると部屋の空間でじっとしていられず止まることのできない回遊魚(マグロやカツオ)のように
ずっとぐるぐる歩いている! 癇癪もひどく、3歳までは毎日夜泣きあり。
大人一人で二人連れて歩くときは危なすぎて身体に紐をつないでいた。
「多動」は間違いなく、忘れ物もひどいので注意欠如もありそうだし、
興味のないものに集中力皆無、聞いていないどころか聞こえていない魂がそこにいないレベル。
大好きなものに没頭するときも同じで集中しすぎて呼びかけても聞こえない。
身体をゆさぶってやっとこの世?に戻ってきてもらい会話する感覚です。
4歳か5歳ぐらいまで「何歳ですか?」ときくと「なんさいです!」って答えていた。
これもどうやら発達障害の子によく起こることらしい。
あとは、高熱を出すたび熱性けいれんになり、いまのところたぶん最後が
2年生後半だったかのインフルエンザでけいれんになった。
これまで何度も救急車 のお世話に。
いつの間にか、どうやらうちのボーイズは、ADHDだろうということになっていた。
小学生になった今、相変わらず診断は受けていないが、もしかするとLDという学習障害もありそう。
極端に算数ができなくて、私も勉強は嫌いだけど、私ですらひくぐらいなんでこれが理解できないの?
時間かけて教えても結局また忘れて、、とか苦手加減に双子でも違いはあるのだけど
算数が苦手なのは共通している。
苦手意識も強くて時計は読めないものと決めつけているし、
掛け算九九も2年生で練習して覚えたはずが4年の今も間違える。
算数の中でも、一旦その単元のルールを理解してしまえば
逆にいきなり高得点を取ってきたり本当に極端。
【結論】ADHDでもいいや
自分の子どもに障害があるのかもしれない、ということは人並みの人生を歩めない可能性がある。
欠陥のある人間ということ?子どもがADHDなら親からの遺伝が多いこと、、
そんな考えから最初はその可能性があるというだけで絶望し、絶対に違うと思いたかった。
絶対に受け入れられないからそうでない理由を探すのに躍起になった。
発達障害についてインターネットで検索しては当てはまらないところを見つけて安心してみたり、
今思えば意識の向け方が異常に不幸な方向にいっていた。
ある日、私の母親から
「あんたもそれだよたぶん。」
でも今までの人生の困りごとエピソードが一気に頭を巡った。
ほかの子が何の苦労もなくできることが簡単にできなくて悔しくて
何倍も練習してできるふりをしていたこと。
え?今なんて言った?いきなり怒りがこみあげてきて絶対違う、私は欠陥人間なんかじゃない!
出てくるわ出てくるわ反発の感情が。
大人になってからも当たり前の常識みたいなものがすんなりできなくて、
頭の中の回想で
「なんでこの星の住人はこんな私が難しいことを皆苦労なくできるのだろう、、、不思議すぎる」
と思っていたこと。
紆余曲折あり、子どもの発達検査から療育に通うようになってから、
発達障害の様々な面を知るうちにダメな面だけじゃないと知ることになる。
ADHDが、「天才病」といわれることがあるらしい。
そういえば、次男が1年生のとき、担任の先生が次男が何かできることがあると「天才!」
ってほめてくれていたのは救いだったと思いだす。
発達障害の良い面を知るようになってこれまでの全否定、全反発の気持ちが浄化されていったんだと思います。
今後、このブログでは発達障害で良かったと思えるまでに変わっていったエピソードなどつづってみようと思います。